いざという時に自分はどう動くのか考えさせられた
大きな話題を呼んだ「アメリカでのエピソード」。投稿主のHanaさんにお話を伺いました。
――Hana様がアメリカで生活を始めた経緯をお伺いしてもよろしいでしょうか。
群馬県の高校を卒業後渡米し、大学卒業後、現地の公立小学校に就職しました。特別支援教育のサービスが充実しているアメリカの公教育を知りたい、学びたいと思ったことがきっかけです。
――誤報だと分かった後、職員の方とどのような話をしたのでしょうか 。
「みんな大丈夫?いまの何だったの?」が最初に交わした言葉です。お互いに息が上がっていました。ロックダウンされていた教室から一歩出て、同僚の先生の顔を見ることができてとても安心したことを覚えています。また、「避難訓練通りには動けなかった」という話もしました。
――アメリカでは普段の生活の中で、今回のようなことは常に頭にあるのでしょうか 。
教員として、今回のような危険性があることは常に頭にあります。過去数十年のうちに学校で起きた事件での被害者の数は多すぎます。残念ながらこれが完全になくなることはほぼ無理だろうと思っているので、いざという時に自分はどう動くのか考えさせられます。
先月、学校でアクティブシューター(銃乱射)の誤報があった。パニックボタンが鳴り、教室に5歳児たちといたわたしは一瞬固まったもののすぐに状況を理解し「鍵だ、鍵」と教室のドアが施錠されているか急いで確認した。子どもたちにパニックが移らないように平然を装った。ドアに近づいたら廊下からバン…
— 𝐻𝒶𝓃𝒶 🇺🇸特別支援教育の先生🍎 (@sgwhn8727) November 20, 2023