避難訓練で子どもたちはバリケードの作り方を習う

その後、Hanaさんは「アメリカの不審者侵入を想定した避難訓練は日本のものと全く違う」と避難訓練にまつわるエピソードも紹介。

日本での訓練では教員が犯人とさすまたで対峙する、といったシチュエーションが想定されますが…。アメリカでの避難訓練では「警察が到着するまで時間稼ぎをして、逃げるしかない」のだそう。

実際に行われる訓練は、教室のドアの前に机や椅子などを積んでバリケードを作る、一気に撃たれないようにひとつのスポットに固まるのを避ける、命中率を下げるために逃げるときはジグザグに走るなど。かなり具体的な想定のもとで訓練が行われているそうです。

そして子どもたちも普段の避難訓練でバリケードを素早く作ることができるのだとか。子どもたちと教員たちがこれほどの危機感を持って暮らしているというアメリカの環境に、驚きを隠せません。