聞きなじみがある方も多い「ワーキングホリデー」。オーストラリアやカナダ、その他ヨーロッパなど、海外で働きながら語学を勉強できるというイメージが強く、自分とは無縁だと思っている方も多いのではないでしょうか。

しかし、ワーキングホリデーは海外だけではありません! 実は、日本国内でもできるワーキングホリデーがあります。

そこで今回は、国内でできる「ふるさとワーキングホリデー」の制度や中身、学生にとってのメリットを紹介していこうと思います。

「ふるさとワーキングホリデー」とは

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そもそも「ふるさとワーキングホリデー」とはどういった制度なのでしょうか。

ふるさとワーキングホリデーの制度概要

総務省が2017年1月より始めた新しい取り組みで、以下のように定義されています。

「日本中の故郷で地域の仕事をしながら、地域の人たちとの交流や学びを通じてリアルに地域の暮らしを体験できる」(総務省「ふるさとワーキングホリデーポータルサイト」)

学生のみならず、社会人もや対象です。

日本の地域で2週間から1カ月程度、働くことで収入を得ながら、休日は自由に過ごすことができるため、ちょっとした旅行気分や移住先の検討ができるかもしれません。

制度を通して、地域住民との交流や勉強会を行い、数日間の旅行では味わうことのできない地域の実際の生活を体験することができます。