物価上昇で注目の「かくれ資産」は一人約53万円!?【メルカリ調べ】背景には消費行動の変化か
もったいない!年末処分予定の不要品は「平均約8万5000円」
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株式会社メルカリ(以下メルカリ)が、2023年版“かくれ資産”を発表しました。
家庭に眠る“かくれ資産”が注目されている背景には、物価上昇が考えられています。
生活の足しを必要としている人は、“かくれ資産”のポイントを押さえてみてはいかがでしょうか。
かくれ資産とは
そもそも、”かくれ資産”とは何を指した言葉なのでしょうか。株式会社メルカリが、以下を“かくれ資産”を定義しました。
「1年以上使用しておらず、理由なく家庭に保管しているモノを不要品とし、不要品保管数量調査および「メルカリ」の平均取引価格により不要品を金額換算した数値」
シーズンが一通り巡る1年の間に使用されないものは、確かに今後も使用されにくいと考えられます。そのようなものを不要品と見做して“かくれ資産”と名付けました。資産額は、メルカリで売れる平均額を使って算出されます。
”かくれ資産”への注目。物価上昇による消費行動の変化が背景に?
物価上昇による家計への影響「およそ9割が実感」
以前と比べて、“かくれ資産”が注目を集めるようになりました。背景には、物価上昇に伴う消費行動の変化が挙げられます。
メルカリの調査によると、およそ9割の方が物価上昇で家計への影響を実感していました。
執筆者
LIMO編集部は、LIMO編集長である宮野茉莉子を中心に、経済や資産形成や資産運用といった投資をテーマとし、金融機関勤務経験者である編集者が中心となって情報発信を行っています。加えて「くらしとお金」に関係する旅行、園芸、ショッピングや外食といった身近なテーマを各種専門家である編集者がわかりやすく解説します。LIMO編集部のメンバーは、大手金融機関で機関投資家としてファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社やメガバンク、信託銀行で富裕層・準富裕層への資産運用アドバイス担当、調査会社のアナリスト、ファッション誌の編集長、地方自治体職員、ネットメディアの経験者などで構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ47年、正確には565か月となります。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、FP2級、AFPなどの資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。LIMOは株式会社ナビゲータープラットフォームが運営しています(最新更新日:2024年4月22日)。