【入院費】高額療養費で「8万円のはずが請求17万円」のケースも。予想より高くなる3つの理由
「高額療養費制度」の自己負担限度額は年齢・所得によって変わる
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物価の上昇が続く秋。そんな中において家計見直しを行いたいと考える方は、よく「保険を見直そう」となります。
確かに無駄な保障がついているがゆえに、高い保険料を毎月支払っているケースはよく見受けられます。
「公的な保障として高額療養費制度があるから、医療保険は無駄ですよ」という意見を聞いたことがあるかもしれません。
高額療養費の一部が戻ってくる制度である「高額療養費制度」も考慮に入れて、保険の見直しをすることはおすすめです。
高額療養費制度は、保険医療機関の窓口で支払う医療費を一定額以下にとどめる「公的医療保険制度」の給付の1つです。
しかし、「高額療養費制度」の内容を理解せずに利用してしまうと、想定以上の負担を感じてしまう可能性もあります。
本記事では、「高額療養費制度」を正しく活用するために知っておきたい事項について解説していきます。
「高額療養費制度を利用して8万円に収まるはずが17万だった…」といったケースも紹介しているので、事前に確認しておきましょう。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
京都教育大学卒業。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部で、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
はたらく世代のお金の診断・相談サービスを行うマネイロでは、「【計算例付】厚生年金保険料はどのように決まる?ケース別算出方法や受給額を解説」など、お金や年金制度にまつわる記事を発信中。京都府出身。(2024年3月18日更新)