海運大手2社「商船三井(9104)と日本郵船(9101)」株価の推移とリスク、配当金や株主優待とは
海運大手2社の年初からの株価推移を見る
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海運大手2社の年初からの株価は、一時は配当落ちや業績減速の影響などによる調整があったと考えられるものの、その後は堅調な推移となっています。
今回は海運大手2社の株価やリスク、配当金、株主優待をみていきましょう。
※株式分割の影響は、株価や配当金、株式数など全て遡及修正して株価を調整しています。
※記事中で記載の株価は全て終値となっています。
1. 「商船三井(9104)と日本郵船(9101)」配当落ちが重しか
商船三井と日本郵船は、ともに近年の好業績を背景とした配当利回りの高さが注目されやすい銘柄です。
2023年3月31日時点の2022年度配当見通しと株価をもとにすると、日本郵船の配当利回りが16.8%(株価3089円、配当見通し520円)、商船三井が16.9%(同3310円、560円)でした。
一方で、両社とも3月が配当落ちのタイミングだったため、その前後にあたる2023年3月から5月頃まで、株価は下落傾向にあったと考えられます。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。