4. つみたてNISAにかかるコスト

つみたてNISAでは、口座開設をしている金融機関の中から商品を選びます。

商品によっては、口座開設している金融機関にない場合もありますが、その場合は、つみたてNISAを利用する金融機関を変更することができます(時期によっては、翌年からしか利用できない場合もあります)。

また商品によって、運用するコストが違います。

つみたてNISAはノーロードですので、購入時の費用がかかりませんが、運用時の信託報酬がかかります(同様の商品内容であれば、他の投資信託よりは信託報酬が低いことが多い)。

最後に現金化する際の信託財産留保額がかかるものがあります。

つみたてNISAは、比較的コストも低く運用することができますが、運用する場合も長期運用をすることで、ドルコスト平均法を利用できますし、平均購入単価を下げることができます。

5. つみたてNISAのまとめ

運用や景気が悪く投資信託の基準価額が下がった場合でも、将来上がる運用商品であれば、毎月の積立を継続していくことで購入単価を下げることができるため、値上がりした時には利益を出しやすくなります。

運用する商品を選ぶ際も1商品だけでも良いのですが、複数商品を組み合わせることができます。

投資信託やETFで運用していますし、つみたてで運用するため、商品の分散や時間分散もできているため、比較的運用しやすいと思います。

無理な運用をする必要はありませんので、楽しみながら運用できるといいですね。

参考資料

香月 和政