70歳代「おひとりさま」貯蓄はいくら?4月分からの老齢年金月額&遺族基礎年金額を確認
遺族基礎年金と遺族厚生年金の受給要件とは?
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長い人生、年齢を重ねるごとに家族のかたちは変化するものです。
70歳代以上になると配偶者との別れを経験し、ひとり暮らしとなる方も出てくるでしょう。
考えたくないことではありますが、一方で生活基盤となる「お金」については前もって調べたり考えたりすることが重要です。
今回は70歳代の貯蓄について確認した後、遺族年金についても確認します。
【注目記事】70歳代【おひとりさま】の貯蓄額は平均いくら?国民年金・厚生年金の月額も確認
1. 70歳代「ひとり世帯」貯蓄はいくらか
金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和4年)」より、70歳代・単身世帯の貯蓄を確認しましょう。
1.1 70歳代ひとり世帯の貯蓄の平均と中央値
- 平均:1433万円
- 中央値:485万円
- 貯蓄ゼロ世帯:28.3%
70歳代の貯蓄は平均で1000万円を超えていますが、より実態に近い中央値は500万円を下回っています。
人生100年時代において、貯蓄が500万円では心もとないでしょう。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。