【老齢年金】厚生年金と国民年金の平均月額はいくらか。それぞれをアップさせる方法4選
厚生労働省年金局「令和3年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」を読み解く
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少し前の冷え込みも嘘のように暖かくなってきましたね。もうすぐ各地で桜の開花の便りも聞こえてきそうです。
今回は、みなさんがどのくらい厚生年金や国民年金をもらっているのか、また増やす方法があるかを考えてみたいと思います。
厚生労働省年金局が毎年発表し、2022年12月に最新版として発表されたのが「令和3年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」です。
こちらには公的年金についてのデータが記載されており、厚生年金(老齢厚生年金)や国民年金(老齢基礎年金)の受給額に関する金額も確認できます。
受給額については中央値の記載がありませんでしたが、平均値の記載があります。
こちらの資料より、リアルな年金受給額を見ていきましょう。
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執筆者
CFP®︎、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、IFA、証券外務員、年金アドバイザー。郵便局(ゆうちょ銀行)で18年半勤務。年金事務所で年金相談員。その後、独立しファイナンシャル・プランナーとして活動。セミナーや執筆も行っているが、ファイナンシャル・プランナーは、「相談し実行し解決するもの」と個別相談をメインの活動としている。大学非常勤講師。地元メディアともFP事業も行なっている。(2023年11月20日更新)