4. 年金を増やす方法3. 国民年金基金

付加保険料で年金額を増やすことはできますが、40年間払ったとしても1年でもらえる金額は9万6000円、1ヶ月で考えると8000円です。

8000円と聞くと少なく感じる方、さらにもう少し支払える余裕がある方は、国民年金基金を利用しても良いですね。

加入時の年齢により保険料は違いますが、65歳以降の年金を若い時から準備することができます。

この後に記載する iDeCo (個人型確定拠出年金)との大きな違いは、 下記3つです。

  1. 65歳から受け取りが始まる
  2. 基本は終身年金で受け取ることができる
  3. 自分で運用しなくても良い

年額18万円(15年保証付き)A型終身受け取りで加入した場合、掛け金は40歳0ヶ月で終身型は月額12万555円ですが、60歳まで掛けたとして301万3200円の支払いです。

82歳まで受け取れば、支払った以上の年金をもらうことができますが、国民年金と同じで終身受け取りができるメリットがあるということも大きいのではないでしょうか。

国民年金基金は、終身型でも保証期間の有無を選ぶことができ、保証期間をつけなければ掛け金を少なくすることができます。

65歳からの終身型以外にも、60歳からもらえる年金や期間の決まった確定年金を選ぶこともできます。