「富裕層がそこ、ケチるの?」富裕層が節約する意外なポイント3つを元証券会社社員が解説
富裕層の定義や資産、世帯数とは
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富裕層と言えば、「お金を好きに使える」というイメージがあるかもしれませんが、意外なところで節約して、資産を築いている人もいます。
そこで今回は、日本の富裕層を確認した後に、富裕層が節約する意外なポイントに注目して解説します。
富裕層とは?定義や資産を確認
富裕層の定義は、国や地域によって異なります。
2023年3月1日に公表された野村総合研究所「野村総合研究所、日本の富裕層は149万世帯、その純金融資産総額は364兆円と推計」によると、野村総合研究所は世帯の純金融資産保有額1億円以上5億円未満を「富裕層」と定義しています。
富裕層の資産規模と世帯数の推移
上記の野村総合研究所の資料によると、純金融資産保有額が1億円以上5億円未満の「富裕層」と5億円以上の「超富裕層」をあわせると148万5000世帯です。
富裕層、超富裕層の世帯数は統計開始の2005年以降、基本的に増加しています。
安倍政権の経済政策である「アベノミクス」がはじまった2013年以降、富裕層の資産規模や世帯数は増加を続けており、その理由として株式などの資産価格の上昇などが挙げられています。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。