22年の出生数80万人割れ【進む少子化】20~30歳代の貯蓄実態とは
20~30歳代の貯蓄の平均と中央値とは
paulaphoto/shutterstock.com
厚生労働省が2023年2月28日に公表した「人口動態統計速報(令和4年12月分)」によると、去年1年間の出生数は79万9728人となり、前年比で4万3169人の減少(▲5.1%)となりました。
今年に入り「異次元の少子化対策」について言及され、また児童手当の所得制限撤廃に関する議論なども挙がっています。
一方で、かねてから少子化は進んでおり、その理由の一つに経済的な事情があると考えられます。
実際に今の結婚適齢期である20~30歳代はどれくらいの貯蓄を保有しているのでしょうか。その実態をみていきましょう。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。