長期投資が続けられない方のための、3つのポイント

本来、「長期・積立・分散」投資であれば、短期的な状況を見て売買する必要はありません。
そのことは頭ではわかっているけれど、なかなか実践できないという方は、以下の3つのポイントを見直してみて下さい。

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1. 余裕資金で投資している?

半年から1年分の生活費に加えて、数年以内に確実に使う資金(住宅購入や引っ越し、教育資金など使う予定がある程度見えているもの)は、預貯金などすぐに引き出せる資産として持っておきましょう。

また、相場が下落した際に、安く買うチャンスだと思って、本来投資にまわすはずでなかった資金を使っている場合もあるかもしれません。家計の中で、投資にまわす金額の予算を決めておき、それ以上は投資にまわさないようにしましょう。

2. リスクを取り過ぎていない?

個別株や、株式を対象としたインデックス型の投資信託を保有されている方は多いと思います。多くの場合、株式は、相対的にリスクが高いことから、日々の値動きが大きくなる傾向にあります。

何が起こっても、長期的には成長すると信じて保有し続けられるのであれば問題ありませんが、株式だけでポートフォリオを組むことは、リスクを取り過ぎている可能性があります。

無理なく続けるためには、債券やコモディティなど、株式と異なる値動きをする資産も持つことも検討してはいかがでしょうか。