50歳代「貯金額の中央値」は400万円。大学生で奨学金を借りている割合はどれくらいか
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年が明けて1月14日(土)、15日(日)には令和5年度の大学入学共通テストです。親として応援する一方で、大学費用に不安を抱える方もいるでしょう。
大学ごとに必要な金額は異なりますが、国立大学は年間53万5800円(一部例外あり)、私立大学は学部学科によって異なりますが年間100万円以上がかかる大学が多くなっています。
食費や光熱費、日用品費など生活におけるあらゆるものが値上がりしている昨今、子どもの大学進学費用を支払うことが難しいと考えるご家庭も多いでしょう。
そうなると、大学進学費用を確保するための一つの方法として奨学金について考える方法もあります。
本記事では50歳代の貯蓄を確認した後、奨学金を借りている人の割合もみていきます。
執筆者
学習院女子大学(国際交流学部・国際コミュニケーション学科卒)卒業。学部3年次にワシントンD.C.に所在する政府機関に訪問し、国際社会における日本の在り方について考えた。大学在籍中にファイナンシャルプランナー3級を取得。その後、都内大学院に進学し、19世紀アメリカにおけるライフスタイル、女性の生き方、女子教育・個人主義などについて研究。これらの知見を活かし、教育にかかる費用や貯蓄、公的年金制度などの金融&ライフをテーマとした記事を中心に執筆している。時代とともに変化する女性の進学・就職・キャリアの動向や、近年増加傾向にある「おひとりさま」の生き方を官公庁の統計データ等から紐解き、現代社会と絡めて考えていくスタイルの記事を得意とする。(2024年3月11日 更新)