【後期高齢者の医療費負担が2割に】これからは節約が課題?

老後は貯金でのんびり過ごす生活をイメージする人は多いでしょう。しかしこれからは、一定以上の所得があれば医療費の2割を支払わなければなりません。これまで1割だった医療費が2割になるということは、かかる医療費は2倍ということですよね。

2倍の医療費を支払うことを考えると、「貯金でのんびり」もむずかしくなりそうです。生活への影響も大きくなるのでないでしょうか。若者や子育て世代のイメージが強い節約が、これからは高齢者とっても課題になるかもしれません。

まとめ

今回は、後期高齢者の医療費負担の見直しについて説明してきました。今回の医療費負担の見直しは、高齢者の医療費や貯蓄の実情から考えると、生活に大きく影響する可能性があります。

前述したように、急激な負担の増加を抑えるための配慮措置は3年間です。その間に、収支の見直しをしたり、節約術を学んだりしておくことをおすすめします。民間の医療保険を見直すのもいいですね。3年後に向けて準備をすすめておきましょう。

参考資料

渡辺 身衣子