30歳代で「貯蓄ゼロ」の世帯も。2022年の出生数、過去最小ペースへ
2022年11月25日公表の厚生労働省「人口動態統計速報 (令和4年9月分) 」を見る
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厚生労働省が2022年11月25日に公表した「人口動態統計速報 (令和4年9月分) 」によれば、今年1月から9月までの累計の出生数は59万9636人でした。
調査開始以来、最も少なかった去年は63万569人でしたが、それを4.9%下回る結果となっていると各種メディアでも報じられています。
少子化の原因は多々ありますが、コロナ禍による雇用・賃金への影響に次いで今年は物価高もあり、経済的な不安を抱える若者は多いでしょう。また児童手当が目安年収1200万円以上で廃止など、子どもにまつわる制度には疑問や不安を感じる点もあります。
今回は過去5年間の「結婚・出生数」を見ながら、30歳代の貯蓄も確認していきましょう。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。