厚生年金の注意点「平均14万円」でも知っておきたい年金のからくり
ねんきんネットやねんきん定期便を確認しよう
Roman Samborskyi/shutterstock.com
2022年、年金法が大きく改正されました。
人生100年時代における「長く生き、長く働くこと」を前提とした年金法の改正ともいわれています。こうしたニュースを目にする度、老後が不安だと感じる方も多いでしょう。
2021年12月に厚生労働省が発表した「令和2年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、厚生年金の「平均額は約14万円」となっています。
しかし、厚生年金は現役時代の収入により個人差が出るため、平均額を鵜呑みにするのはリスクがあることでしょう。
そこで、今回は公的年金制度の基本となる仕組みをおさらいしながら、「厚生年金の注意点」についてまとめていきます。
【注目記事】年金を増やしすぎた夫婦を待つ悲劇。手遅れになる前に知っておくべき繰下げ受給の仕組み
執筆者
滋賀県彦根市出身。龍谷大学国際文化学部卒。大学卒業後、滋賀銀行に入行。主に個人向けコンサルティング営業に従事。若年層から富裕層までの幅広い層のお客様に対応し、これまで1000世帯以上の資産運用に関する相談経験をもつ。資産形成から相続サポートまでのライフステージに応じた相談を得意とする。社内研修の講師を務め、若手社員の人材育成に貢献。社内表彰多数。現在は個人向け資産運用会社にて、資産運用のサポート業務をおこなう。一種外務員資格(証券外務員一種)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)を保有。