1. 値上げによる家計負担額、推計で「年間約7万円」増加
帝国データバンクの調査より、食品の中でもどの分野の値上げによる負担額が大きいのか、確認していきましょう。
1.1 値上げによる家計負担額
月5730円(年間6万8760円)増
内訳
- 加工食品:2560円
- 酒類・飲料:1285円
- 菓子:814円
- 調味料:524など
特に加工食品の負担が大きく、半分近くを占めています。酒類・飲料も1000円を超え、菓子、調味料と続きました。
上記では年間の消費支出額(平均約333万円)のうち、約2%が食品値上げにより圧迫される可能性があるとのことで、消費支出額がこれ以上のご家庭ではさらに負担額が上がることになります。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。