2. 民間企業の平均給与はいくらか?
では次に、民間企業を見ていきましょう。
国税庁の資料によると、1年を通じて勤務した給与所得者の1人当たりの平均給与は433万円でした。先程の公務員と比べると低くなりますね。
ただ業種や職種、年齢、男女によっても給与の差が大きいのが民間の特徴です。ちなみに男女別の平均給与は男性532万円に対し、女性293万円と、男女だけでも約200万円の差があります。
参考までに、100万円以下~2500万円以上の給与所得者数を見てみましょう。
全体で最も多いのは「300万円超 400万円以下」で17.4%、次いで「200万円超 300万円以下」15.5%、「400万円超 500万円以下」14.6%。
「100万円以下」が8.4%な一方で「1000万円超」は4.6%と、給与の差が大きいのは民間ならではと言えるでしょう。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。