60歳代後半でも5割が働く時代へ「65歳以上の無職世帯」貯蓄はいくらもっているのか
公的年金で生活する世帯は約半分
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「60歳で定年」は今や昔の話。
内閣府「令和4年版高齢社会白書」によれば、2021年は60~64歳の71.5%、65~69歳の50.3%が働いています。
60歳代後半であっても働くのが普通という世の中になりましたね。
とはいえ、2011年に働く60~64歳は57.1%、65~69歳は36.2%でしたから、60歳代でも働くのが普通となったのはここ最近といえるでしょう。
今年に入り値上げも相次いでおり、中には「辞めるに辞められない」「貯蓄がいくらあれば安心なのか」と悩む方も多いのではないでしょうか。
今回は65歳以上の貯蓄に視点をあてて詳しく見ていきます。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。