富裕層の節約術その1. 衝動買いはしない。無駄を徹底的に削減
お金持ちや貯蓄上手な方は、「必要なもの」と「欲しいもの」の区別ができており、計画性のない衝動買いはなるべく控えています。無駄遣いや不要なものには一銭も出さないといったマイルールを徹底しているのです。
いくら収入があっても、浪費をしてばかりでは貯蓄はできません。
貯蓄の前提として、「いくら使っていて、いくら貯まっているのか」といった家計を把握していることも重要です。
節約の第一歩としてよく挙げられるのが、「毎月の固定費」の見直しでしょう。「携帯代や電気代、ジム代、サブスクリプション」などの契約関連ですね。
固定費の見直しは面倒な手続きに感じますが、一度時間をつくり変更することで大きな節約効果が期待できます。ジムの収益を下支えしている存在が、ジム施設に通わず会費だけ払う「幽霊会員」とも言われていることはご存知でしょうか。
ついつい後回しになりがちなことですが、こうしたムダを省けば、浮いた固定費分を貯蓄に回せると考えると前向きに行動できそうですね。
執筆者
滋賀県彦根市出身。龍谷大学国際文化学部卒。大学卒業後、滋賀銀行に入行。主に個人向けコンサルティング営業に従事。若年層から富裕層までの幅広い層のお客様に対応し、これまで1000世帯以上の資産運用に関する相談経験をもつ。資産形成から相続サポートまでのライフステージに応じた相談を得意とする。社内研修の講師を務め、若手社員の人材育成に貢献。社内表彰多数。現在は個人向け資産運用会社にて、資産運用のサポート業務をおこなう。一種外務員資格(証券外務員一種)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)を保有。
監修者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。