年金積立残高が初の200兆円へ【70歳代ひとり暮らし】年金と貯蓄はいくらかグラフで見る
70~79歳の公的年金の受給額とは
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厚生労働省によると、2021年度の厚生年金は9兆8478億円、国民年金は2303億円の黒字となり、積立金残高は初めて200兆円台となりました(2022年8月5日発表)。
2022年度の年金額は去年から0.4%減額となり、国民年金の満額は6万4816円です。
昨今の値上げや少子高齢化もあり、年金については不安を抱えている方が多いと思いますが、運用が順調なようすについては安心された方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、今年の秋も数多くの品目で値上げが実施されます。特に仕事を辞めた方も多い70歳代のかたは年金生活に不安を感じる方も多いでしょう。
今回は70歳代のひとり暮らし世帯に視点をあてて、その年金と貯蓄事情をみていきます。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。