2022年度「全国学力テスト」中学校理科の正答率が5割以下。最新データを分析
2022年7月28日文部科学省が結果を公表
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2022年7月28日、文部科学省は2022年度(令和4年度)全国学力・学習状況調査の結果を公表しました。
国公私立学校の小学6年生と中学3年生を対象に2022年4月19日に行われた本テストでは、国語、算数・数学、理科の理解度をはかります。
学力テストの結果によると、中学校の理科では正答率が5割を下回ったことがわかりました。
詳細や近年の動向を見ていきましょう。
2022年度「全国学力テスト」とは
全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)とは、小学校第6学年、中学校第3学年を対象に行われるテストで、調査の対象は次のように示されています。
- 義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から、全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握・分析し、教育施策の成果と課題を検証し、その改善を図る。
- 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てる。
- そのような取組を通じて、教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する。
※文部科学省「全国学力・学習状況調査の概要」より引用
新型コロナウイルス感染症の影響により、後日実施となった学校も小学校107校、中学校65校にのぼりました。
また一部の学校においては、PC・タブレット等の端末を活用したオンラインによる回答方式が試行的に実施されたようです。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
京都教育大学卒業。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部で、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
はたらく世代のお金の診断・相談サービスを行うマネイロでは、「【計算例付】厚生年金保険料はどのように決まる?ケース別算出方法や受給額を解説」など、お金や年金制度にまつわる記事を発信中。京都府出身。(2024年3月18日更新)