「高額療養費制度」は1ヵ月の医療費が高額になった時に、所得によって決められている自己負担限度額を超えた分が払い戻される制度です。この制度によって、病気やケガで多額の医療費がかかっても、家計が破綻するような事態にならずに済みます。

ただし、この自己負担限度額は所得に応じて設定されているため、年収の少しの違いで限度額が大きく変わってしまうことがあるのです。

今回は70歳未満の高額療養費制度を確認しながら、年収700万円と年収800万円の場合にスポットを当てて詳しく見ていきましょう。