過去約30年間の新卒離職者(大卒)はどれくらいか
同資料より、1985(昭和62)年~2018(平成30)年の大卒の就職後3年以内離職率の推移を確認しましょう。
上記を見ると、1995(平成7)年~2015(平成30)年は基本的に約3割で推移しています。リーマンショックが起きた翌年2009(平成21)年のみ28.8%ですね。それ以前も基本的には20%台半ば~後半で推移しています。
早く辞めるとなると「今どきの若者は…」なんて言葉も意識していますが、大卒で入社3年以内に辞める人の割合は昔からさほど変わらないようです。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。