世界と日本の平均年収はどれくらい違うのか
世界から見る、日本の平均年収も気になるところでしょう。
OECDが調査する平均賃金のデータから、世界と日本との年収格差をみてみましょう。
2020年の平均賃金トップはアメリカで、6万9392ドルです。1ドル120円で日本円に換算した場合、約832万円の平均年収だと計算できます。
一方、日本は加盟国35カ国中(イスラエル、コロンビア、コスタリカ除く)、22位の3万8151ドル(約457万円)です。
3万8151ドル(日本)÷6万9392ドル(アメリカ)=約55%
日本の平均賃金はアメリカの平均賃金に対して約半分です。同じ先進国とは思えないほど差を感じますね。
そして、ランキングから分かるように、18位の韓国の4万1960ドル(約504万円)やOECD加盟国の平均4万9165ドル(約590万円)をも下回っています。
日本と世界との格差は広がり続けていると言えるでしょう。
執筆者
ファイナンシャルアドバイザー/1級FP技能士/宅地建物取引士
龍谷大学経済学部を卒業後、三菱UFJ信託銀行株式会社に入社。おもに富裕層顧客向けに、投資信託、生命保険を活用した資産運用の提案、資産承継に関するコンサルティング営業に従事する。豊富な金融知識を活かし同社のトップテラーとして活躍、1000世帯以上の資産運用に関する相談業務経験をもつ。現在は個人向け資産運用のサポート業務をおこなう。顧客の潜在的なニーズを汲んで、最良の方法を提案することが強み。1級FP技能士、宅地建物取引士、一種外務員資格を保有。
監修者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリア、転職などをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年6月1日更新)。