子乗せ自転車は危険と隣り合わせ
子乗せ自転車とは、一般的に幼児同乗用の電動アシスト自転車を指すことが多いです。電動アシスト自転車は本体も重く、さらに子どもを乗せることでその重量は100kgに及ぶこともあります。
一旦バランスを崩すと立て直すのは難しく、そのまま転倒するしかありません。
筆者も子どもが小さい時は3人乗り自転車を利用しましたが、バランスを取るだけでも一苦労でした。転倒も経験しましたが、倒れた自転車は重く、とても1人では起こすことができません。
実際、幼児同乗中の交通事故は2009 年から 2018 年までの 10 年間で多く発生し、合計で1万235 人死傷しました。
死亡者7人のうち、3人は一般自転車、4人は電動アシスト自転車です。
また負傷者を重傷者と軽傷者に分けてみても、年を追うほどに一般自転車が減り、電動アシスト自転車の割合が高まっています。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
京都教育大学卒業。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部で、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
はたらく世代のお金の診断・相談サービスを行うマネイロでは、「【計算例付】厚生年金保険料はどのように決まる?ケース別算出方法や受給額を解説」など、お金や年金制度にまつわる記事を発信中。京都府出身。(2024年3月18日更新)