一口に「年金」といっても、厚生年金と国民年金の受給額の平均差は大きいものです。
国民年金は自営業や専業主婦などが、厚生年金は会社員や公務員などが加入するため、あまり違いについて考えない方もいるかもしれません。
しかしその違いを知っておくことで、老後に向けてとれる対策も変わってきます。
今回は厚生年金と国民年金の差を見ながら、セカンドライフの対策を考えていきましょう。
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1. 今さら聞けない「厚生年金と国民年金」
日本の年金は「2階建て」と言われています。
- 1階部分「国民年金(基礎年金)」:20歳以上60歳未満の方が原則加入。自営業や専業主婦の方などはこちら。
- 2階建て「厚生年金」:国民年金に上乗せして、会社員や公務員の方が加入する。
パートの方は2016年10月より、特定適用事業所で働き一定要件を満たせば厚生年金へ加入できるようになりました。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。