40代の貯蓄・負債残高はいくらか
一般的に40代といえばお子さんの教育費の負担が増え、住宅ローンを支払う方も多い世代です。2021年5月に総務省から開示された「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2020年(令和2年)平均結果-(二人以上の世帯)」より、現代の40代・二人以上世帯の貯蓄と負債をみていきましょう。
上記を確認すると40代の貯蓄現在高は1081万円、負債現在高は1231万円と負債のほうが大きい結果となりました。負債保有世帯の割合を年齢階級別にみると、最も高いのが40代で66.6%です。
40代は貯蓄よりも負債が多く、住宅ローンなどの返済に追われている方が多いと分かります。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。