貯金のコツ1.1カ月のお金事情を見える化する
「お金を貯めたい」そう思ったときにまずしたいのが、今の1カ月の収支を書き出すことです。「家賃、水道光熱費、通信費、ガソリン代、保険料、食費、日用品代、習い事費用」など、月のすべての支出を書き出しましょう。
できれば習い事費用や塾代、通信教育費用を書き出したら、「教育費」として囲むなど、項目ごとにまとめると把握しやすいでしょう。
1カ月の支出を見て、感じたことは何でしょうか。「食費が思ったよりもかかっている」「習い事の数が多すぎるかも」など、その違和感は覚えておきましょう。すぐに改善できなくても、後から家計を見直すヒントになります。
節約へのスタート地点はこの「家計の見える化」です。これができれば、あとは節約のために工夫するだけです。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。