特に女性は厳しい「おひとりさまの老後」年金と貯蓄、その現実と対策は?
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早くも師走となったこの時期、1年を振り返り自分のライフプランやその変化について考える方もいるでしょう。
厚生労働省が公表した「令和3年版厚生労働白書」によると、2020年の50歳時の未婚割合は男性が26.7%、女性が17.5%。2040年には男性29.5%、女性18.7%になると推計されており、結婚をしない選択をする人が増えると考えられます。
また、国立社会保障・人口問題研究所の「人口統計資料集 2021年版」によれば、2015年の50歳時でおひとりさまの女性はおよそ26%。その内訳は未婚の方が約14.06%、離別の方が10.18%、死別の方が1.88%です。
一口におひとりさまといっても、そのライフスタイルはさまざま。特に女性の場合、独身で正社員として働かれてきた方と、離別や死別で一度働き方をセーブされた方では、将来のお財布事情は異なります。おひとりさまの女性の老後について、その貯蓄や年金の現実を眺めながら対策を考えましょう。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。