ウーバーイーツの配達員 労災の特例加入対象に 9月から自己負担で ITエンジニアも
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厚生労働省は2021年6月18日、「ウーバーイーツ」の自転車配達員などを労災保険の特別加入制度の対象とすることを決定しました。自転車配達員のほか、ITエンジニアなどのフリーランスの働き手も新たに対象となります。9月1日から施行されます。
そこで今回は労災保険の特別加入制度について解説していきます。
労災保険は「万が一」の備え
労災保険とは、業務中や通勤で病気やケガなどをした場合、労働者やその遺族のために給付金を支援する制度です。労働者の社会復帰の支援や、遺族の生活を支援する労働福祉事業も実施されています。
つまり、労災保険が万が一のときの備えになっているのです。
では、労災保険に加入条件はあるのでしょうか。
会社員は加入義務がある
労災保険は、パート・アルバイトを含めた労働者を1日・1人でも雇っていれば、事業主は必ず加入手続きをする必要があります。
会社員の場合は、労災保険の加入が義務付けられていると言えるでしょう。
また、保険料は全額「事業主」が負担することになります。
個人事業主は「原則」加入できない
一方、個人事業主は、基本的に労災保険に加入できません。労災保険はあくまで雇われている人が勤務中の事故や失業などで労働が難しくなったときを想定しているからです。
したがって、万が一のときは自分で対応することが求められています。
ただ、実は個人事業主でも労災保険に加入できる「特例加入制度」が存在します。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム 編集長室
編集者/コンビニ担当
中央大学法学部出身。在学中にThe University of Sheffieldに短期留学経験を積む。大学卒業後、東証プライム大手IT企業を経て、2013年からは厚生労働省の記者クラブにて、医療保険制度や介護・高齢者福祉などの社会保障を取り扱う専門紙の記者として約3年勤務。その後、GMOインターネットグループでは家電全般やハウツー情報などのwebメディアでの記事編集に携わり、月に数十本の記事を発信。SONYやパナソニックなど大手メーカーのカメラやスマートフォン、AV機器など最新家電などを中心に、ニュースやレビュー記事を発信した。
現在、金融と社会保障の分野では、厚生労働省管轄の公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、マイナンバー制度に関する情報を中心に記事を執筆。政策の変遷、年金受給資格の詳細、最新の貯蓄トレンドなどに焦点を当て、具体的かつ実用的な情報を提供することを念頭に執筆。
ただの情報提供にとどまらず、読者がその知識を日々の生活に活かし、より良い将来設計を行えるようサポートすることを目指している。
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また、小売り分野では特に日本のコンビニエンスストア市場に焦点を当てた内容を執筆。セブン-イレブンやローソン、ファミリーマート、ミニストップ、ローソンストア100などのコンビニチェーンに焦点を当て、定期的に紹介。主要なコンビニチェーンに関する分析の新商品のレビュー、限定キャンペーンの情報、これらの店舗から登場する商品や、消費者の関心を引く限定キャンペーンについての記事を執筆している。
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