しかし、2週間を過ぎた頃から状況が一変。義母は「クローゼットの中が散らかっていたから片付けておいたわよ」と勝手に夫婦の寝室やクローゼットを覗くようになったり、母乳が詰まって胸の痛みを訴えるBに対して「私の作ってあげている食事が悪いって言いたいのかしら」と不機嫌になったりしていきます。

しまいには、Bのおむつ替えや着替えのやり方に口出ししてきたり、赤ちゃんに向かって「ママじゃなくておばあちゃんに抱っこされた方がよく笑ういい子だね~」と言い放つなど、Bの家事育児にあれこれ口を出したり嫌味を言ってきたりするように。

後から旦那さんを通じてわかったことですが、義母はBが「産後1カ月はパジャマ姿のままでスキマ時間を見つけて眠ってね」という言葉通りに、義母の手伝いに甘えていたことが気に入らなかったのだとか。また、自分が家事に追われて赤ちゃんとあまり触れ合えなくなっていたことにも勝手に不満を募らせていたようです。

「自分から手伝いを申し出ておいて勝手にスネるなら、最初から来ないでほしかった」とBが思うのも無理はありません。後にBは第2子を出産しましたが、第1子の時と同じように義母が手伝いを申し出てもキッパリと断ったそうです。

物理的サポートよりも金銭的サポートの方が助かる場合も

最後に、実家が遠方のため実両親に産後のサポートを頼めなかった筆者のケースを紹介します。筆者には義母がおらず義父しかいませんが、義父には産前から「産後は家も散らかっていて私もボロボロだと思うので、お義父さんにはあまり家に来てもらいたくなくて……。ちゃんと落ち着いて赤ちゃんに会ってもらいたいので、産後1カ月頃に連絡します」とハッキリと伝えていました。