後悔と出費を最小限に抑えるために

上で取り上げた以外にも、酸素カプセルの回数券10万円分を買ったり、エステの脂肪燃焼コース10万円を契約したものの、有効期限が過ぎて後悔しているという人たちもいました。

話を聞いていると、ダイエットが続かない人には飽き性だったり、仕事や私生活が忙しい人が目につきました。特に飽き性の人は、自分の性格を知っているからこそ、飲食するだけの簡単なダイエット食品を買ったり、自分を戒めるために高額なお金をかけたりしてやせようと考えるようです。

しかし、「飽き性だからこそ、やせる前にダイエットをやめてしまい、“またやってしまった”と後悔の念に苛まれる」という無限ループにハマってしまうことも多い様子。

外出自粛で太ってしまったのを元に戻したいと考えている方は、後悔と出費を最小限に抑えるために、歩いたりストレッチしたり、家に眠っているボールや運動器具を使うなど、まずはお金をかけないダイエットで頑張ってみてはいかがでしょうか。

山内 良子