小さな弁当箱(Bさん・20代女性・会社員)

「食べる量を減らそうと、今までより小さいお弁当箱を購入。これで完璧なハズだったのに、同僚たちがお菓子を食べるのにつられて自分もムシャムシャ。それでなんと3か月後には5キロ増! 小さいお弁当箱にしたせいで小腹が空き、余計に食べてしまったみたい。本末転倒もいいところ」と苦笑するBさん。

Bさんが後悔しているダイエット浪費の合計金額は約5,000円で、内訳は新しく買った小さなお弁当箱が約1,500円、お弁当箱を小さくしてから増えた3か月分のお菓子代が約3,400円だそう。「お弁当箱を小さくしても、違うものを食べれば太るのは当たり前。特にお菓子は、お腹がふくれないからいくらでも食べられるのが怖い」と話していました。

寒色系の食器(Cさん・20代女性・会社員)

「『寒色は食欲が減退する』というネット情報に飛びつき、マグカップからお皿まで青色で揃え、いままでの食器にサヨナラ。サラダや焼き魚を盛りつけること1か月…まったく食欲が落ちないのでネットで改めて調べてみたところ、青や緑が食欲を減退させるというのは、食材の色のことだった」のだそう。

「冷静になってみれば、イッタラやル・クルーゼ、和食器にも青い色の食器があるし、インスタにもよくアップされているし…。やせないばかりか、青色の食器ばっかりだと飽きてきて、違う色も買い足すハメに」と語るCさん。

ムダになったというダイエット浪費の金額は、捨ててしまった昔の食器一式がだいたい1万円分ぐらい、青色の食器一式が約8,000円、買い足した違う色の食器が約4,000円だそう。「ダイエットに限らず、見聞きした情報はよく調べないとお金のムダにつながることを痛感した」と反省していました。