後悔ダイエットの「ムダすぎる消費」

次に紹介するのは、使った金額や内容を打ち明けると大笑いされたりドン引きされるレベルのムダすぎる事例です。

本格的な健康器具(Dさん・30代男性・介護職)

「家族の反対を押し切って、懸垂や腹筋などの運動ができる超大型の運動器具を3万円超えで購入。順調に頑張っていたが、体調を崩してから面倒臭くなり、やらなくなってしまった。今は部屋半分ほどを使わなくなった運動器具に占拠されている悲惨な状況なので、大型らくらくメルカリ便の利用も検討中」というDさん。

「大型のトレーニング器具は、ジムで利用したりレンタルするのが賢明。買うときは本当によく考えて購入したほうがいい」と強調していました。

岩盤浴ドーム(Eさん・40代女性・医療関係)

「『本気でヤルなら、やめたら後悔するぐらいお金をかけないと!』と会社の同僚に言われ、一念発起して約30万円の岩盤浴ドームを買いました。でも、疲れて帰ってからドームに入るのが面倒になり、いつの間にかやらなくなってしまった。友達に誘われれば岩盤浴に行くのに…」とため息をつくEさん。

「ドームを買えば岩盤浴に行くお金も節約できると思ったのに、家にあるとなぜか使う気がしない。こういう経験がある人は、高額なダイエット器具には手を出さないほうがいいと思う」と自分に言い聞かせるように話していました。