「理想の食費」はいくら?

それでは、世の中の人はいったいどれくらいのお金を食費にかけているのでしょうか。総務省の「家計調査(家計収支編)―二人以上の世帯―」によると、食料の支出は8万461円です。ただ、こちらの調査の平均的な二人以上世帯というのは世帯人員2.97人、世帯主の年齢は59.4歳となっているため、子育て世帯にしてみると少し高いと感じるかもしれません。

一方、「コロナ共存時代における家計と生活支援に関する調査」(全国の高校生以下の子どもを持つ30~50代の男女600名を対象)の「理想の毎月の食費金額」の平均は月6.7万円。「現実的に出せる金額」は月5.3万円という結果になったようです。本当はもう少し外食をさせてあげたり、ちょっと贅沢な食材を買いたいと思いつつも、特売品などを混ぜながらやりくりしているという人が多いのかもしれません。