妻・滝川クリステルさんとの間に長男をもうけた小泉進次郎氏。滝川さんの出産前から「第1子の誕生後、3カ月の間に合計で2週間分、育児休暇を取得する」と“育休取得宣言”をして注目を集めていました。1月29日の参院予算委員会では自らオムツ替えやミルク作りを担当していることを述べ、育休取得の重要性について改めて発言しました。

一方で、進次郎氏の育休取得については筆者は「必要ある?」と複雑な思いを抱きました。政治家と比較は決してできませんが、中小企業の管理職で毎日が激務労働の夫を持つ共働きワンオペ妻の立場からその見解を述べます。

産後半年間、必要と感じなかった夫の手伝い

筆者は一昨年に第一子を出産。里帰り出産ではなかったものの、夫が育休を取れるはずもなかったので、筆者を案じた実母が退院後1週間ほど泊まりで手伝いに来てくれました。産褥期の間を思い返してみると、完全母乳だった筆者は息子が空腹になれば授乳をし、ウンチやおしっこをすればオムツを替え、グズったら抱っこをし、息子が昼寝をしている隙に自らも仮眠を取るというサイクルで過ごす日々。

実母には育児に関して特に手伝ってもらう必要がなかったので、簡単な掃除や料理、買い物を頼んだり、筆者の「赤ちゃん以外の話し相手が欲しい!」というフラストレーションを解消してもらっていました。