一方、ウェリントンの小中高一貫校、サミュエル・マーズデン・カレジエイト・スクールは、使い捨てレジ袋1枚につき10NZセント(約7円)の課金を求めて、約1万8,000人分の署名を集め、提出しました。

議会宛に手紙を書く生徒もいます。タウランガの小中学校、ファカマラマ・スクールの11人の生徒は、なぜプラスチックごみ問題を解決することは重要なのかを書き送りました。

また、南島のネルソン近郊の小中高一貫校のコリングウッド・エリア・スクールの生徒は、中国、台湾、バングラデシュ、ルワンダ、ケニア、マケドニアといった国々がすでに使い捨てレジ袋を撤廃しているのに、なぜニュージーランドはまだなのかを尋ねる手紙を書き、送っています。

同じ件で、グリーンピース・ニュージーランドも6万5,000以上の署名を議会に提出しています。その際、署名と共に届けられたのは、「この問題は緊急に解決すべき」という考えを伝える、全国各地の子どもたちによるアート作品でした。

侮れない、子どもたちのパワー

ラングホルム幼稚園のジャニス・ドーソン園長は、プラスチックごみ問題の深刻さを子どもたちは敏感に感じ取っていると、国内全国紙『ニュージーランド・ヘラルド』に話しています。

園児は「ビニール袋はいらない! カメを助けよう!」というスローガンを自作し、皆で唱えているそうです。自分たちを取り巻く自然環境で何が起きているか、子どもたちはよく知っているというのです。

ドーソン園長は、政府が使い捨てレジ袋の使用禁止に踏み切ったことは、子どもたちにとってうれしいニュースだったといいます。自分たちが「絵の嘆願書」を提出したことで、国全体に前向きな変化をもたらすことができたことを、子どもながら喜んでいるそうです。

子どもたちのパワー、恐るべし! 腰が重い大人の私たちは恥ずかしいと思うべきなのではないでしょうか。

クローディアー 真理