「転職」は「スキルアップ」「年収アップ」を目的にする方が良いでしょうが、なかには「ブラック企業から脱出したい」との考えから転職を選択する人もいます。
今回は、「逃げの転職」や「退職代行サービス利用の転職」エピソードと、令和の現役世代の「キャリア意識」について考えていきます。
転職で年収アップができる年代
今の給料に満足していない、より高い年収を目指したい…そう感じたら、転職をするのも1つの方法です。とくに30代は、転職による年収アップに期待できるタイミング。ここで、転職情報サイト「doda(デューダ)」の公表データを見てみましょう。
この調査結果(※1)によると、転職での報酬アップ率が最も高い年代は「20代後半~30代前半」となっており、専門商社や人材サービス、金融関連では平均15%も上昇しています。なお、ここでの「年収アップ成功者」は職前の年収が300万円以上かつ年収アップ額上位6,000人を指しています。業界ごとの平均年収や会社の業績をチェックしながら、年収アップを狙った転職も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
職場が辛い…そんなときにも「転職」という選択肢を
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LIMO編集部は、LIMO編集長である宮野茉莉子を中心に、経済や資産形成や資産運用といった投資をテーマとし、金融機関勤務経験者である編集者が中心となって情報発信を行っています。加えて「くらしとお金」に関係する旅行、園芸、ショッピングや外食といった身近なテーマを各種専門家である編集者がわかりやすく解説します。LIMO編集部のメンバーは、大手金融機関で機関投資家としてファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社やメガバンク、信託銀行で富裕層・準富裕層への資産運用アドバイス担当、調査会社のアナリスト、ファッション誌の編集長、地方自治体職員、ネットメディアの経験者などで構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ47年、正確には565か月となります。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、FP2級、AFPなどの資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。LIMOは株式会社ナビゲータープラットフォームが運営しています(最新更新日:2024年4月22日)。