2025年10月21日にAnker Japanが販売するモバイルバッテリー(Anker PowerCore 10000)を自主回収の対象としました。直近では同社に限らず、モバイルバッテリーのリコールが相次いでいます。
スマートフォンの普及で持ち歩く人が増えたモバイルバッテリーですが、リチウムイオン電池を使用していることから、発火事故が後を絶ちません。消費者庁でもこうした状況を重く受け止めており、同庁サイトでは特集ページを設けて、注意喚起しています。
本記事では、消費者庁がリコール情報として掲載している、2025年に回収・交換・返金の対象になっている製品をまとめました。
1. 【モバイルバッテリーのリコール情報】アンカー・ジャパン(1)「Anker PowerCore 10000」
- 対象製品:「Anker PowerCore 10000」
- 販売期間の範囲:2022年12月25日〜2025年10月21日
- 対象台数:41万124台
- 対応方法:回収・交換
- 対応開始日:2025年10月21日
- 連絡先:アンカー・ジャパン株式会社
特定の製品において発火する事象が国内で発生し、事業者による調査の結果、セル製造を委託しているサプライヤーの製造工程において異物が混入している可能性があるとのこと。使用に伴い、電池セルの内部短絡が発生する恐れがあります。