4. 65歳以上で働いている人の割合と理由とは?
最後に厚生労働省「令和7年版高齢社会白書」を参考に、まず収入を伴う仕事をしている人の割合を見ていきます。
4.1 働くシニアの割合
- 60~64歳
- 男性:82.7%
- 女性:68.0%
- 65~69歳
- 男性:60.5%
- 女性:56.6%
- 70~74歳
- 男性:49.1%
- 女性:38.1%
- 75~79歳
- 男性:38.9%
- 女性:26.4%
- 80歳以上
- 男性:16.3%
- 女性:6.0%
上記を見てわかる通り、60歳代は男女ともに半数以上が働いています。一方で70歳代に入ると働く人が減りますが、男性は3~4割が働いています。働く理由についても見ていきましょう。
働く理由を見ると「収入のため」が全体で最も多くなっています。
年代ごとの変化をみると、特に「働くのは体に良いから、老化を防ぐから」が年代が上がることに増え、70歳代では約3割を占めています。
またどの年代も「自分の知識・能力を生かせるから」という意見も一定数いることがわかります。
収入だけでなく、健康ややりがいのために働き続ける人も少なくないでしょう。
5. どのような老後生活を送りたいか考えよう
今回は65歳以上のお金や仕事事情を見てきました。
あくまで平均や一般的な傾向ですから、「自分はどのような生活を送りたいか」を考えましょう。
望む生活を送るためには現役時代から貯蓄やキャリア面で備えることが大切ですから、あわせて理想の老後を送るために今できることも調べてみてくださいね。
参考資料
- 総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2024年(令和6年)平均結果の概要-(二人以上の世帯)」
- 日本年金機構「令和8年4月分からの年金額等について」
- 総務省統計局「家計調査報告 家計収支編 2025年(令和7年)平均結果の概要」
- 厚生労働省「令和7年版高齢社会白書」
宮野 茉莉子
