4.2 ロレックスの取扱高は前年比約531%と大幅に増加
カテゴリー別の前年比伸び率では、「宝飾店・時計・銀製品」が第3位にランクインしており、その中でもロレックスの伸びは突出しています。
2024年の取扱高は前年から約531%増と、群を抜いた成長を見せました。
特に注目したいのは購入者の年齢分布で、ロレックスを買った人のうち約4割が35歳以下だったという点です。
若い世代の間でも、高級時計を「自己投資」として選ぶ流れが広がっていることが読み取れます。
さらに、意外なブランドにも人気が集まっていることがわかりました。
4.3 ユニクロ・GUの取扱高は、前年比で約215%増と大幅な伸びを示す
ラグジュアリーカード会員を対象としたライフスタイル調査では、「普段よく着るブランド」の第1位にユニクロが選ばれ、回答者の42.1%が支持しています。
今回の結果を見ると、高級品を持つこと自体がステータスという時代ではなく、「自分に合うスタイルを重視する」という価値観が新富裕層の間で広く根付いていることが分かります。
5. 「家計の状況に合った資産形成」を目指しましょう
本記事では、日本の富裕層について解説してきました。
純金融資産額と資産運用は深く関わり合っています。
生活のためのお金、増やすためのお金とお金の色分けをしっかりと考えて、計画的な資産形成プランを考えていきましょう。
ただ、あくまで資産運用は余剰資金の範囲内でやるのが鉄則です。
なぜなら、利益が期待できるだけでなく、価格変動リスクなどが伴うからです。
余剰資金の範囲を超えて、生活資金までも運用に回してしまわないように気を付けましょう。
無理なく、長期目線で続けることができる運用プランを計画することが大切です。