もちろん旦那さんが当たり前に育児をしてくれて、保育園や小学校からの呼び出しにも応じてくれるならかなり負担は減るのですが、現実問題、今の日本ではそういう男性は少ないですし、それを男性社員に許す日本企業もなかなかありません。今の日本では女性にばかり育児の負担がかかってしまう構造になっているのは悲しいことですね。

少し話はそれましたが、そんな周りの協力が不可欠な育休明けの職場復帰。時短勤務になったり、急な休みや遅刻・早退が多くなってしまったりという状況の中でスムーズに周囲に受け入れてもらうには、はっきりとした実績を残してしまうことが手っ取り早いのです。

「あの人のためなら」と手伝ってくれる人を増やすために、また上司から「時短でもしっかり成果を出してくれるはずだ」と期待してもらうために、実績を残しておきましょう。大きなプロジェクトをやり遂げたとか、ずば抜けた成績をたたき出したということでなくてもいいのです。小さなことでもコツコツ、しっかりとやり遂げること。逃げずに責任を持ってやること。これを徹底すれば、周囲の見る目も変わってくるはずです。

育休中にも職場の人と交流すること

育休中にも心がけてほしいことがあります。それは、育休中も職場の人と交流することです。もちろん、出産直後は体力的にも精神的にも大変な時期なので当然無理はしないでほしいのですが、体力が回復してきて、精神的にも安定してきたら、職場の人とコンタクトを取ってみるのはどうでしょうか。

職場の人と直接会って話をするまでいかなくても、メールやチャット、SNSなどを通じて交流するだけでも構わないのです。職場の人たちとちょっとしたコミュニケーションを取り続けることで、お互いに穏やかな気持ちで育休取得後の職場復帰を受け入れられるようになります。

職場復帰する前に、職場の人達の話を聞いたり、たまには同僚の仕事の愚痴を聞いたり、プロジェクト成功のお祝いをしたりして、共に過ごす時間を少しずつ増やせるといいですね。そのためには、育休取得前から「職場復帰する前でもご飯行こうね」などと声を掛けておくといいでしょう。同じ職場で働く人たちとしっかりした関係を築くことはとても大事なことです。

まとめ

いかがでしたか。育休取得後の職場復帰に対して、不安な気持ちを抱えている人はとても多いと思います。しかし、育休取得前に自分のやるべきことを整理しておくことで不安がかなり薄らぐはず。不安なまま産休・育休期間に入るよりも、復帰後のことをクリアにイメージできる状態で産休・育休期間に入ったほうがいいですよね。これから産休・育休取得期間に入る予定がある人は、ぜひ一度今後のキャリアのことを考えてみてくださいね。

大塚 ちえ