オリンピック閉会式の定番、”世界一長い”ギリシャ国歌の意味は?

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ギリシャはアテネ、スパルタ、コリントなどの都市国家で知られ、ヨーロッパ文明発祥地のひとつです、アテネの民主制は有名ですよね。

現在のギリシャ人はバルカン半島などから南下したラテン系などとの混血とされ、古代のギリシャ人とは異なる人種だとされています。こうしたことは欧州では珍しいことではないそうです。

血統的なつながりはなくても、同じ大地に息づいた、かつての栄光。その栄光を築いた先人たちを歌詞に残し、あやかろうとする気持ちがにじみ出たような歌詞ですね。

ギリシャ文明のあとの、ギリシャ

現在のギリシャは、粉飾決算を隠したEU加盟、デフォルト問題、キプロス分断をめぐるトルコとの対立、マケドニアとの国名問題、多すぎる公務員、国民の低い勤労意欲などを抱え、残念ながらいいニュースは聞こえてきません。

学校で習うのは、都市国家で栄えたギリシャ文明まで。その後の歴史は、どこか忘れられた観が否めませんので、簡単に振り返ってみます。

まずマケドニアに征服され、その後もローマ帝国、東ローマ帝国、オスマン・トルコと、ずっと従属の歴史です。国歌が作られた独立戦争後は独立国になりますが、国王はデンマークの貴族でした。1973年、国民投票で王制が廃止され、現在のギリシャ共和国になります。

まだまだ前途多難なギリシャですが、古代ギリシャの遺跡、そしてオリンピックは世界中の人々を魅了してやみません。
 
参考:『国のうた』弓狩 匡純、『世界の国歌』国歌研究会

間宮 書子

参考記事

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國學院大學法学部卒業。法律系出版社、弁護士事務所勤務を経て、現職に。
ビジネス法務を中心に、ビジネス全般、旅やエンタメなど広く取材・執筆に従事。
現在は埋もれていても100年後に大化け、通説となるようなネタを求めて活動中。