3. 2023年度の実質国内総⽣産(実質GDP)当たり⼀次エネルギー国内供給は最少を更新!
ここからは記事の話題にちなんで国内におけるエネルギー消費とお金の関係についてご紹介します。
資源エネルギー庁が、令和7年4月に発表した「令和5年度(2023年度)における エネルギー需給実績(確報)」によると、2023年度の実質国内総⽣産(GDP)当たり⼀次エネルギー国内供給(GDP原単位)は3162GJ/億円でした。
これは「経済活動を行うために、どれだけエネルギーを使っているか」を表すもので、2023年度では1億円分の経済活動をするのに必要なエネルギーは3162GJ(ギガジュール)だったということを示します。
この値は減少傾向にあり、2023年度は前年度比4.6%減で、1990年度以降、最少の値を更新しました。
日本における省エネ化は着実に進んでいるといえそうです。
参考資料
小野田 裕太
