2. 2024年3月で営業終了していた「肉の万世」の本店ビル

秋葉原のイメージ

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出所:seaonweb/shutterstock.com

「肉の万世ビル」は、秋葉原の万世橋近くに構えていた「肉の万世」の本店ビルです。昭和30年代から営業していましたが、2024年3月末をもって営業終了。その後取り壊しが進められていました。

ビルに入る万世の飲食店は上階に行けば行くほど高級になるため、「肉ビルの10階」「肉の万世の最上階」での食事はちょっとしたステータスでもありました。

投稿にも「コミケの後で壁サークルが最上階で打ち上げして上級アピールしてたのも今は昔か…」「肉の万世の10階で肉食べるのが夢だったんだよなぁ」といったコメントが多く寄せられています。

ちなみに、ビルは解体されましたが「肉の万世」の飲食店は変わらず営業中。秋葉原エリアでは「肉の万世 アキバプレイス店」「焼肉の万世 秋葉原店」が営業しています。

3. 肉類の消費金額が最も高い都市は大阪府堺市

秋葉原の肉の万世ビルが話題となったことに関連し、ここからは1世帯当たりの「肉類」の年間支出金額が高い都市を紹介します。

総務省統計局が公表した「家計調査(二人以上の世帯)品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング(2022年(令和4年)~2024年(令和6年)平均)」によると、肉類の消費金額が最も高い都市は大阪府堺市で11万5313円。

次いでの大阪市の11万3359円、京都市の11万2380円がランクインしており、全国平均は9万8146円でした。

肉の種類別にみてみると、牛肉の消費金額がもっとも高いのは大阪府堺市の3万6465円。豚肉は新潟市の3万8033円、豚肉は大分市の2万2590円となっています。

いかがでしょうか。今回は、Xで話題になっている「肉の万世ビルの解体」を紹介しました。

参考資料

小野田 裕太