3. 「もしもがやってくる前に」加入内容の確認を
今回は、実際の揺れの感じ方や被害のレベル、そして地震保険の基本的な仕組みについて解説しました。
地震はいつ起きるかわかりません。地震保険は、生活再建を目的とした「最低限の補償」で、損害の程度に応じて支払額が4段階で決まります。いざというときに備え、今のうちに加入内容を確認しておくことが大切です。
参考資料
・財務省「地震保険制度の概要」
・気象庁「震度データベース」
・気象庁「気象庁震度階級関連解説表」
・気象庁「南海トラフ地震関連解説情報」
村岸 理美
執筆者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)/CFP®/J-FLEC認定アドバイザー
早稲田大学卒業後、日本生命保険相互会社に入社。生命保険・損害保険の営業を経て、社内教育部署にて教材制作や研修の企画・運営に携わる。退職後は独立系ファイナンシャルプランナーとして、個別商品の勧誘はせず公正中立な立場から家計相談・ライフプラン設計に対応。マネースクール講師としても活動し、社会保障制度、リタイアメントマネジメント、家計管理、資産運用などお金に関する幅広い分野に強みを持つ。現在も「お金の先生」であるJ-FLEC(金融教育推進機構)認定アドバイザーとして、学校や企業に出張授業で金融教育の普及に取り組んでいる。
2025年に株式会社モニクル傘下の株式会社モニクルリサーチに入社。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMOマネー編集部にて、厚生労働省管轄の厚生年金保険と国民年金(老齢年金・障害年金・遺族年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、資産運用、NISA、iDeCo、保険などを中心に企画・執筆・編集・監修を行う。(2025年5月30日更新)