2. 冷蔵庫がなかった時代に氷を貯蔵していた「氷室」
氷室とは、冷蔵庫がなかった時代に冬に採取した氷を貯蔵していた部屋や穴のこと。
氷室では葉などで蓋をすることで断熱効果を高めていたよう。山にあった落ち葉が同じような役割を果たして「天然の氷室」を作り出していたようですね。
投稿主の@suzu_kinokobookさんによると、天然の氷室を見つけたのは、滋賀県高島市の山あいの集落の奥にある森とのこと。
菌類と植物が好きで普段から山で野外調査をしているという@suzu_kinokobookさん。その日は職場全体が休みであることに気づかず出勤してしまい、せっかくなのでキノコを探してみようと高島市の森を訪れたそうです。
その日の気温は、道路わきにあった電光掲示板の表示で20度。当日はかなり山奥まで移動したそうですが、雪はどこにもなかったといいます。
頻繁に山を訪れている@suzu_kinokobookさんも「落ち葉の上ではなく、分厚い落ち葉の下に雪が見られる光景は今回初めて見ました」と話してくれたので、やはりなかなか見ることのできない貴重な光景のようですね。
投稿には「これは珍しい」「天然の氷室すごい」「一体いつの雪なんだろう…」といった驚きの声が殺到。
また、「ニャンコが寝ていると思った」「デカい椎茸に見えた」など、氷が別のものに見えた人からのコメントも寄せられてポストは盛り上がっています。
いやもう、3度見したよ pic.twitter.com/RKxjHJ0p3q
— すず姉@きのこ版 (@suzu_kinokobook) May 1, 2025
3. 滋賀県の2023年の観光消費額は1717億円
滋賀県で撮影された写真が話題となったことに関連し、ここからは滋賀県の「観光消費額」を紹介します。
日本最大の湖・琵琶湖をはじめ、国宝の彦根城や世界文化遺産の比叡山延暦寺など、豊かな自然と歴史的建造物を多く有する滋賀県。
滋賀県が公表している資料によると、2023年の滋賀県の延べ観光入込客数は約5033万人。観光消費額は1717億円で、日帰り客の消費額単価は4136円、宿泊客は2万3040円でした。
いかがでしょうか。今回は、Xで話題になっている「天然の氷室」を紹介しました。
参考資料
小野田 裕太