ファナックが一時▲5%安に迫る急落! 日経平均株価は3日ぶり反落

【東京株式市場】 2018年10月18日

株式市場の振り返り-日経平均株価は3日ぶり反落、一時▲203円安まで売られる

2018年10月18日(木)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 22,658円(▲182円、▲0.8%) 3日ぶり反落
  • TOPIX 1,704.6(▲9.2、▲0.5%) 3日ぶり反落
  • 東証マザーズ総合指数 987.6(▲4.9、▲0.5%) 3日ぶり反落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:709、値下がり銘柄数:1,313、変わらず:87
  • 値上がり業種数:10、値下がり業種数:23
  • 年初来高値更新銘柄数:13、年初来安値更新銘柄数:25

東証1部の出来高は12億2,855万株、売買代金は2兆2,700億円(概算)となり、いずれも前日より減少しました。米国NY市場が反落したことや、アジア株の大幅安等を受けて引き続き様子見スタンスを取る投資家が多かったようです。ただ、売買代金は2兆円超の水準は維持して終わりました。

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そのような中、日経平均株価は下値を模索する展開となりました。前場の半ばには一時+32円高となる場面が見られたものの、その直後にマイナス圏へ沈み、大引け直前には一時▲203円安まで売られました。最後はやや戻したものの、結局は3日ぶりの反落で引けています。

なお、TOPIXも同じような値動きで3日ぶりの反落となりました。ただ、下落率は日経平均株価よりも小幅に止まっています。

東証マザーズ総合指数は3日ぶり反落、売買代金は5日連続で1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は5,035万株、売買代金は820億円となりました。出来高は前日より増えましたが、売買代金は小幅減少しています。新興市場では個人投資家の様子見スタンスが続き、売買代金は5日連続で1,000億円を下回る商いとなりました。

また、総合指数も小幅下落となり、3日ぶりの反落で終わっています。

ファナックが一時▲5%安に迫る急落、安川電機など機械株も軒並み大幅安

個別銘柄では、ファナック(6954)が一時▲5%安に迫る急落となり、同じFA関連株のキーエンス(6861)も大幅安で引けました。

また、前日に買い戻しが目立った機械株が再び売り込まれ、安川電機(6506)が一時▲8%安に迫る急落、SMC(6273)も▲5%超安の急落となっています。さらに、コマツ(6301)、日立建機(6305)、ダイフク(6383)、オークマ(6103)など、多くの機械株が大幅下落となりました。

その他では、三菱電機(6503)、日本電産(6594)、村田製作所(6981)などハイテク株の一角が大きく値を下げ、資生堂(4911)や花王(4452)も大幅安となったことが目を引きました。

なお、データ改ざんが明るみになったことで前日にストップ安となったKYB(7242)は、連日のストップ安こそ免れたものの、一時▲13%超安の暴落となるなど連日で年初来安値を更新しています。

一方、ユニー・ファミリーマートホールディングス(8028)が反発し、KDDI(9433)も堅調に推移しました。また、トヨタ自動車(7203)が値を上げ、富士フイルムホールディングス(4901)も上昇しています。

新興市場では、マネーフォワード(3994)が急騰し、SOU(9270)や串カツ田中ホールディングス(3547)も大幅上昇となりました。一方、デジタルメディアプロフェッショナル(3652)が急反落となり、時価総額が最大のメルカリ(4385)も小幅下落で引けています。

葛西 裕一

ニュースレター

国立大学卒業後、国内・外資系の金融機関にて23年勤務後に独立。証券アナリストなどの職務を経験し、ファイナンシャルプランナー関連等の金融系資格を多数保有。専門は株式投資、貴金属投資、年金、相続、不動産。